思わず写真を撮りたくなる愛らしいお地蔵さんが人気の寺社です。
それぞれ個性があってポーズも表情も様々なので、違いを楽しんでみてください。
フォトジェニックなお地蔵さんに出会える!
可愛らしいお地蔵さんで人気の寺社をご紹介します。
ほっこり優しい表情に癒されます♪
1.三千院の「わらべ地蔵」と「おさな地蔵」
三千院を訪れたら、「わらべ地蔵」は必見です!
何とも言えない可愛い姿に癒されること間違いなしです。
お地蔵さんといえば、三千院が有名です。
「わらべ地蔵」と名付けられているお地蔵さんのイメージが強いですが、広い境内には「おさな地蔵」や他のお地蔵さんもたくさんいます。
紅葉の頃がベストシーズンですが、苔や紫陽花も美しいので新緑から夏にかけての時期もおすすめです。
わらべ地蔵の庭(有清園)
往生極楽院前の前あたりの苔庭「有清園」にひょっこりと現れる、石彫刻家の杉村孝氏作の「わらべ地蔵」。
どのお地蔵さんも50cm以下と小さめですが、撮影している参拝者で賑わっているのですぐわかります。
寝そべったり、手を合わせたり、寄り添ったりとポーズもさまざまです。
時を経ていい具合に苔むしています。
往生極楽院の横あたり、東側の斜面にもお地蔵さんがいるので、見逃さずに探してみてくださいね。
律川の小さなお地蔵さん
律川を渡ったところに並んでいるお地蔵さんです。
手前に2体あり、少し行くと大きな石仏の近くに6体の「おさな地蔵」が並んでいます。
猫を抱いたお地蔵さん、可愛いです♪
こちらのお地蔵さんは頭に鳥が乗っています。
三千院は敷地が広いので、のんびり散策しながらお地蔵さんを探してみて下さいね。
2.圓光寺の「微笑むお地蔵さん」
圓光寺は額縁庭園がとても美しいですが、お地蔵さんも人気です。
訪れるなら秋がベストシーズンです。
美しい散り紅葉とお地蔵さんのコントラストが美しい
秋には紅葉と額縁庭園を鑑賞するために大勢の参拝者が訪れる圓光寺ですが、お庭にいるお地蔵さんも大人気です。
頬に手をあてて微笑んでいるお地蔵さんは、見ているだけでほっこりします。
手も小さくて可愛いです。
特に散紅葉の頃が一番のおすすめで、苔の緑の上に赤や黄色のカエデの葉が絨毯のように敷き詰められる光景は本当に美しいです。
3.詩仙堂の小さな「石んこ地蔵」
手入れの行き届いた庭園が美しい詩仙堂。
お庭の奥に進んでいくと、可愛いお地蔵さんが現れます♪
圓光寺と近いのでセットでの訪問がおすすめです。
ししおどし発祥の地として知られる詩仙堂は、四季折々の草花が楽しめます。
特に春の皐月(さつき)や秋の紅葉が素晴らしく、多くの観光客が訪れます。
優しく微笑むお地蔵さんに癒されます
お庭の奥に、人気のお地蔵さん「石んこ地蔵」がいます。
目を閉じて手を合わせる姿が、とても可愛らしいです。
こちらは3体並んだファミリー地蔵。
新緑の季節は緑が眩しいです。
秋になると風景も変わります。
アップで見ると、親子で寄り添うお地蔵さんの優しい笑顔にほっこりします。
赤や黄色の紅葉とあいまって、可愛らしさも一層増しますね。
4.六角堂には「お地蔵さん」と「羅漢さん」がいっぱい
六角堂は、市街地から近く便利な立地です。
ビルに囲まれていますが、一歩入ると風情ある雰囲気が広がっています。
枝垂れ桜が美しく、ぜひ春に行くことをおすすめします♪
ビルの谷間のお地蔵さん
六角堂ではいろいろなお地蔵さんと出会えます。
北向地蔵、わらべ地蔵、地蔵山(地蔵さんの群像)、一言願い地蔵、合掌地蔵など、たくさんのお地蔵さんがいます。
カラフルな毛糸の帽子をかぶっています。
十六羅漢と御幸桜
春に見事な花を咲かせる御幸桜の下に並んでいるのは一見お地蔵さんに見えますが、羅漢さんです。
羅漢とは、仏の教えを伝承できる、悟りを開いた優れた高僧のことです。
六角堂は十六羅漢さんで、十六は方位の四方八方を倍にした数で、ありとあらゆる場所に羅漢さんがいらっしゃるという意味をもっていますっています。
六角堂の羅漢さんは、ニコニコしているのが特徴です。
いつでも笑顔を心がけていれば、必ず良いことがあるという「和顔(わげんあいご)」という教えからきています。
まとめ
どのお地蔵さんも可愛らしくて癒されるので、訪問した際は見逃さないように探してみてくださいね♪
せっかく行くなら草花の美しいベストシーズンがおすすめです。
- 三千院、圓光寺、詩仙堂は紅葉の時期がベストシーズン。
- 三千院は、苔と紫陽花が美しい新緑~初夏の頃もおすすめ。
- 詩仙堂は、春の皐月の季節もおすすめ。
- 圓光寺は、秋の紅葉シーズンは予約制なので確認要。
- 圓光寺と詩仙堂は近いので(徒歩10分圏内)、合わせての訪問がおすすめ。
- 六角堂は、桜の季節がベストシーズン。
- 六角堂は、駅から駅から近く、市街地にあるので便利な立地。