紅葉の名所として名高い三千院。
山里の自然に囲まれて、のんびり紅葉を楽しめます♪
市営地下鉄烏丸線で、国際会館駅からバスで行くルートかおススメです！
紅葉の三千院は見どころがたくさん
紅葉を堪能するなら、京都屈指の名所としてはずせない三千院。
大自然の中で楽しむ紅葉狩りは格別です！
京都駅からは少し遠いですが、足を伸ばして行く価値のある紅葉スポットです。
訪問したのは11月中旬、天気も良く三千院の石碑前に到着するとワクワクします。
三千院は敷地が広く見どころがたくさんあるので、時間は余裕をもってゆっくり散策がおすすめです。
境内は広いので、人が多くてもさほど気になりません。
御殿門(ごてんもん)
三千院の入口となる門です。
城郭を思わせる立派な石垣に囲まれ風格と趣きがあります。
往生極楽院
往生極楽院は三千院の本堂にあたる建物で、平安時代末期(12世紀)に建立され、国の重要文化財に指定されています。
名前の由来は、極楽往生を願うのではなく「お堂に入った時点で極楽にいる」からで、内部には高さ約2mの阿弥陀三尊像（国宝）が安置されています。
阿弥陀様の正面に座ると、阿弥陀様とちょうど目が合う高さになっています。
往生極楽院から望む、素晴らしい紅葉に思わずうっとり♡
天気の良い日は、紅葉の美しさが一層引き立ちますね！
朱雀門の紅葉
往生極楽院の南側にある朱塗りの門で、極楽院を本堂としていた頃の正門にあたり、江戸時代に再建されました。
個人的には朱雀門の紅葉の雰囲気が、とても好きです。
三千院は苔も美しく、日の光にキラキラ輝いています。
紅葉と青苔のコントラストが美しく、澄んだ空気が清々しいです。
境内のいたるところで紅葉を楽しめるのも三千院の魅力です。
聚碧園（しゅうへきえん）
客殿(書院)から見た聚碧園は、緑が集まるという意味で立体的な造りが特徴の庭園です。
石楠花、ツツジ、紅葉などのお花や草木が見事に配置されていて見応え十分。
弁財天
美しい紅葉に囲まれた弁財天。
円融房
円融房は修業の場で、脇にある紅葉も見応えがあります。
可愛らしいわらべ地蔵は必見！
三千院で根強い人気を誇るわらべ地蔵。
往生極楽院から歩いて朱雀門の横あたり、苔の中にひょっこり現れます。
わらべ地蔵は人気の撮影スポット。
往生極楽院を出て歩いていくと、撮影している人がたくさん集まっているので、どこにいるのかすぐわかると思います。
彫刻家の杉村孝氏作で、いろいろなポーズをとっていて愛らしいです♪
よく見てみると、寝そべってほほ杖をついているわらべ地蔵もいます。
わらべ地蔵が仲良く並んで寄り添っていて癒されます。
こちらは合掌しているわらべ地蔵。
「鎌倉時代の石仏」と「おさな地蔵」
境内に流れる律川(りつせん)沿いに、高さ2.25ｍの大きな石仏があります。
鎌倉時代中期の石仏で「大原の石仏」といわれています。
三千院には、北側に律川（りつせん）、南側に呂川（りょせん）という２つの川が流れています(石仏とおさな地蔵は律川沿いにあります)。
「呂律(ろれつ)が回らない」という言葉は、この２つの川が関係しており、呂と律の音律がうまく発声できないというところから由来したといわれています。
石仏から川沿い行くと、小さなお地蔵さん「おさな地蔵」が六体並んでいます。
こちらは、鳥を頭に乗せたおさな地蔵。
猫を抱いているおさな地蔵もいます。
散り紅葉も美しいです。
大原といえば名物しば漬け
お土産のおすすめは、何と言ってもしば漬け。
三千院のある大原産のしば漬けはとても美味しいので、お土産にもピッタリです。
門前にもお店がたくさんあるので、あれこれ選ぶのも楽しいです。
秋はコスモスも美しい
自然に囲まれた大原エリアは、季節のお花が楽しめるのも魅力です。
バス停に向かう途中に広大なコスモス畑があるので、紅葉散策と一緒にぜひ見に行ってくださいね！
