名称 藤森神社
楽しめる花(★はおすすめ) 【春】桜【夏】★紫陽花【秋】紅葉、銀杏【冬】山茶花
ベストシーズン
公式サイト http://www.fujinomorijinjya.or.jp/
菖蒲の節句(端午の節句)の発祥の地で、馬の神事でも有名です。
勝運と馬の神様としても知られており、6月は紫陽花が美しい神社です。

藤森神社の概要

藤森神社

功皇后摂政3年(203年)に、三韓征伐から戻った神功皇后がこの地に軍旗を立て兵具を納めた塚を造ったことが起源と伝わる神社です。
祭神として三韓征伐にゆかりのある12柱が祀られており、皇室とのゆかりの深い神社として知られています。
5月5日に武者行列が練り歩く「藤森祭」は端午の節句の起源とされ、勝運と馬の神社として信仰されています。
現在でも競馬関係者の信仰を集めるほか、勝運を祈願する参拝客が多く訪れます。

藤森神社 馬

藤森神社の見どころ

本殿

宝暦5年(1755年)に皇居内侍所仮殿として造られ、明和4年(1767年)に移築された建物で、現在は国の重要文化財に指定されています。
中御門天皇から下賜された賢所のひとつで、現存する最古の賢所です。
祭神として武神である素戔嗚命や学芸の神である舎人親王など12柱が合祀され、勝運や学就のご利益を求めて多くの参拝客が多く訪れます。

藤森神社

紫陽花宛

境内の2か所、のべ1,500坪近く広がる庭園で、6月の紫陽花の時期のみ開苑します。
広大な庭園には3,500株近い紫陽花が植えられており、色とりどりの紫陽花が咲き誇り目に鮮やかです。
開苑期間の土日には蹴鞠や雅楽の奉納行事があるほか、毎年6月15日には「あじさい祭」が催されて、献茶など神事が執り行われます。

藤森神社 紫陽花宛

馬の花手水

紫陽花の時期は、花手水も色とりどりな紫陽花で彩られます。
以前は注ぎ口は龍でしたが、2023年から馬の神様にちなんで馬に変わりました。

藤森神社 花手水

いちいの木

神功皇后が軍旗を立て兵具を納めた場所と言われる「旗塚」があり、大きなイチイガシの切り株が祀られていて「いちのきさん」として親しまれています。
参拝すると腰痛が治るといわれていて、幕末には新選組の近藤勇が参拝したと伝わる霊木です。