善正寺

善正寺本堂

善正寺(ぜんしょうじ)は左京区、岡崎通の北の突き当りから春日北通を西に入り、一本目の非常に細い通りを300メートルほど、北に上がったところに山門を構える日蓮宗のお寺です。

1600年、日秀尼(にっしゅうに・三好智子(みよしともこ))が、豊臣秀吉の命により切腹した実の息子、豊臣秀次(とよとみひでつぐ)の菩提を弔うため、本圀寺(ほんこくじ)の日鋭(にちえい)を開山に招き、建立しました。

1624年に善正寺四世にあたる日演が東山檀林を開檀してからは学僧の学びの場として大いに隆盛。

しかし、明治の世となり、東山檀林が廃檀してからは境内を減らし続け、1976年、京都市立白河総合支援学校(当時は白河養護学校)の開校にともなう土地譲渡により、現在の広さとなりました。

なお、善正寺という寺号は秀次の法名「善正院殿高岸道意大居士」に因むものとのことです。

善正寺のアルバム

山門へと続く階段。

山門へと続く階段

階段横のお地蔵さん。

白いお顔におかっぱ頭のお人形さんのようなお地蔵さんです。

お地蔵さん

山門。

実は私、この時、偶然こちらのお寺の前を通りかかっただけだったのですが「豊臣秀次公御墓所」という文字を見て、立ち寄らせてもらったのです。

境内の前の道は途中、車が一台通るのがやっと、というところもあるような非常に狭い道で、まさか、こんなところに秀次公のお墓があるなんてと正直、驚きました。

山門

鐘楼。

善正寺の境内は結構、高いところにありますので、鐘をつけば、かなり遠くまで、その音が響き渡りそうです。

鐘楼

本堂。

調べてみた範囲では火災の記録などは確認できませんでしたが、見た感じ結構、新しそうなので近年の再建かと思われます。

基礎もコンクリートっぽいですしね。

こちらには、ご本尊の三宝尊(さんぽうそん)がお祀りされています。

善正寺本堂

本堂前の祠。

おそらく鎮守社かと思います。

本堂前の祠

本師堂。

本師とは釈迦如来(しゃかにょらい)のことですね。

つまり、こちらのお堂では釈迦如来をお祀りされているということです。

豊臣秀次公のお墓。

境内から一段、高いところにある墓地の中にあります。

秀次公のお墓と言えば、晒し首にされた三条河原からほど近い瑞泉寺のお墓が思い起こされますが、こちらのお寺でも随分、手厚く弔われてきたようです。

きっと、しっかりと成仏されていることでしょう。

豊臣秀次公のお墓

ちなみにこちらのお寺は住職が非常に親切です。

わざわざ、私を秀次公のお墓がある場所まで連れて行って下さったんですよ。

きっと、徳の高いお坊さんだと思いますので、お会いすることがあったら、しっかりと挨拶して下さいね。

善正寺の基本情報

善正寺の基本情報は以下の通りです。

善正寺
山号妙恵山
宗派日蓮宗
創建1600年
開基・開山日秀尼(にっしゅうに)・日鋭(にちえい)
所在地京都府京都市左京区岡崎東福ノ川町55
電話番号075-771-0859
アクセス①京都駅より市バス206甲系統乗車、近衛通下車。
乗車時間31分、徒歩11分。
②京都駅より市バス5系統乗車、岡崎公園(動物園前)下車。
乗車時間33分、徒歩13分。
拝観時間
拝観料金無料
ご本尊三宝尊(さんぽうそん)

善正寺の所在地図

赤色のマークが善正寺の所在地となります。

同時に参りたい善正寺近くのお寺と神社

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