山崎聖天

山崎聖天の聖天堂

山崎聖天(やまざきしょうてん)は乙訓郡大山崎町にある真言宗のお寺で正式名称を観音寺(かんのんじ)と言います。

宇多天皇の勅願寺として創建されましたが、次第に衰退していたところ、箕面市にある勝尾寺の僧、木食以空(もくじきいくう)によって、中興されます。

その際、勝尾寺より聖天(しょうてん・大聖歓喜双身天(だいしょうかんきそうしんてん))を勧請。

その聖天の商売繁盛のご利益が評判となり、山崎聖天と通称されることになるわけです。

ご本尊である十一面千手観音には少し気の毒な話ですよね。

山崎聖天のアルバム

山崎聖天の入り口には鳥居があります。

一瞬、他の神社の鳥居かと思いましたが妙音山(みょうおんさん)という山号を示す石碑がありますので、ここで間違いなさそうです。

調べてみると神仏を同一視する思想や境内に鎮守社がある関係で、鳥居のあるお寺と言うのが結構あるようです。

山崎聖天の入り口の鳥居

随分、上の方まで石段が続いています。

ちょっと覚悟した方が良さそうですね。

山崎聖天の参道

まだ、石段が続くのか。

木々が生い茂っていて上の方が見えない。

山崎聖天の石段1

石段の角度がさらにきつくなってるし。

ところどころ石段が大きくづれているところがあります。

十分に足元に気をつけて下さい。

落ちたらただでは済みませんので。

脚力に不安のある方は中央の手すりを持って登られることをおすすめします。

山崎聖天の石段2

仁王門。

予想をはるかに上回る立派さで驚かされました。

この山の中にこれほどのものを建てるなんて、すごいことです。

山崎聖天の仁王門

阿形像(あぎょうぞう)。

ものすごい眼力。

開いた口が恐ろしい。

吽形像(うんぎょうぞう)。

悪しきものは一歩も通さぬという決意の形相。

仁王門をくぐると、さらに階段。

まるでお城のような立派な石垣です。

これだけのものを作ろうと思えば相当な時間と労力がかかっているはず。

山崎聖天の石段3

この階段を上りきればきっと・・・

山崎聖天の石垣4

やった!

境内です。

想像していたより、はるかに広いなあ。

山崎聖天の境内

本堂。

かつて島本町にあった西観音寺の建物を移築したものだそうです。

中に聖徳太子作と伝わる十一面千手観音が安置されています。

山崎聖天の本堂

聖天をお祀りしているお堂への鳥居。

お寺の雰囲気に合わせてか、なかなか渋い印象の鳥居です。

扁額(へんがく)には聖天の別名、歓喜天(かんぎてん)の文字が。

山崎聖天、聖天堂の鳥居

聖天が祀られているお堂。

商売繁盛のご利益で今なお、多くの商人の信仰を集めています。

良縁や除災招福のご利益もあるとか。

山崎聖天の聖天堂

鐘楼。

ここで鐘をつけば、山崎町の随分、広い範囲にその音が響き渡ることでしょう。

山崎聖天の鐘楼

この境内にふさわしい、いい感じの取水所。

迫力のある龍の像が置かれています。

山崎聖天の手水所

休憩所兼社務所のような建物。

ここまで過酷な石段を上がってきますので一息つけてありがたいですね。

山崎聖天の休憩所兼社務所

境内の山に向かって右側にある雰囲気のいい建物。

ご住職の住居でしょうか。

山崎聖天、境内の風景1

この時期、多くの寺院で目にするつつじ。

何か宗教的な意味合いがあるのでしょうか。

いずれにしても緑の中に映えて美しい。

山崎聖天境内の風景2

それでは帰りますか。

境内から見下ろす仁王門。

やはり、立派。

でも、そこにあるべきものとして溶け込んでいる感じ。

山崎聖天の仁王門

あの階段、やばい角度。

さっき見た仁王門から境内に真っすぐ上がる階段ですね。

上るのも結構、怖いんじゃないでしょうか。

山崎聖天、境内の風景3

仁王門から少し下るとようやく緑の屋根が切れて、下界が見えます。

あらためて随分、高いところにあるお寺なんだなと感じました。

山崎聖天からの眺望

注意!

山崎駅方面から上がってくると、正面入口につく前にこういう石碑があります。

ここの坂を上がってしまうと山崎聖天の裏口の方に行ってしまいます。

せっかくなら正面入口から入りましょう。

山崎聖天の石碑

この坂です。

真っすぐ上がると天王山へと続いていて、山崎聖天境内には裏口から入ることになります。

ちなみに正面に見えている赤い塀は稲荷大明神のもので、ここで右に曲がると山崎聖天の入口に入ることができますが入口の鳥居をくぐることができません。

山崎聖天の裏口への坂

坂を上り切ったところに見える鳥居。

山崎聖天の鳥居なのか、それとも別の寺社の鳥居なのかはわかりません。

でも、こんなのあったら入口こっちかなと思ってしまいますよね。(笑)

何かの鳥居

ちなみにこれが山崎聖天の裏門です。

大変、良い寂れ具合。

山寺はこうでなくちゃ。

山崎聖天の裏門

山崎聖天の基本情報

山崎聖天の基本情報は以下の通りです。

山崎聖天
山号妙音山(みょうおんさん)
宗派真言宗
創建899年
開基・開山宇多上皇(うだじょうこう)
所在地京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才62
電話番号075-956-0016
アクセス①JR京都線、山崎駅より徒歩16分
②阪急京都線、大山崎駅より徒歩18分
拝観時間6時~17時
拝観料金無料
ご本尊十一面千手観音

山崎聖天の所在地図

赤色のマークが山崎聖天の所在地となります。

同時に参りたい山崎聖天近くのお寺と神社

・妙喜庵(みょうきあん)

・宝積寺(ほうしゃくじ)

・離宮八幡宮(りきゅうはちまんぐう)

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