下御霊神社

下御霊神社

下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)は中京区、丸太町通から寺町通を南に50メートルほど下ったところにある神社です。

その名のとおり御霊(ごりょう)をお祀りするために創建された神社ですね。

御霊とは政争などで無念の死をとげた高貴な人の魂のことです。

昔はそういった人たちの魂が怨霊となって災害や疫病などをもたらすと考えられたんですね。

で、そういった怨霊を鎮めるために御霊としてお祀りするという御霊信仰が生まれたわけです。

下御霊神社には早良親王(さわらしんのう・崇道天皇)・伊予親王(いよしんのう)等の八所御霊がお祀りされています。

なお、八所御霊のうちの吉備聖霊(きびのしょうりょう)については吉備真備(きびのまきび)とする本もありますが、下御霊神社さんの方では六座の和魂(ろくざのにぎみたま)であると考えていらっしゃるそうです。

理由は吉備真備は無念の死を遂げた人というわけではないからです。

さらに火雷天神(からいのてんじん)も菅原道真ではなく、六座の御霊の荒魂というのが下御霊神社さんの見解です。

こちらは菅原道真が下御霊神社の創建期より、後の時代を生きた人であるということがその理由だそうです。

下御霊神社のアルバム

鳥居。

寺町通という場所柄か、余計に朱色の鳥居が目を引きます。

下御霊神社の鳥居

拝殿。

御神楽を奉納したりする場所ですね。

還幸祭(かんこうさい)の際にはこちらに大宮神輿と若宮神輿が置かれます。

下御霊神社の拝殿

拝所と幣殿(へいでん)。

これを本殿であると勘違いされている方が多いようですが、実際には本殿はもっと後方にあります。

なお、幣殿とは幣帛(へいはく・お供え物)を捧げる場所のことを言います。

下御霊神社の拝所と幣殿

別角度から。

境内案内図などから推測する限り、一番手前の唐破風屋根の部分が拝所、その上にかぶさるようにある三角屋根の部分が幣殿、その後ろの屋根が左右に広がっている部分が本殿ということになると思います。

なお、幣殿から後ろの部分にかぶさっている薄茶色の屋根は、修復工事のための仮屋根ですね。

下御霊神社の拝所と幣殿、本殿

神庫(じんこ)。

神社の宝物を保管しておく場所ですね。

かなり傷んでいる雰囲気ですが、扉の裏の装飾なども手の込んだもので、できたばかりの頃はさぞかし立派な建物だったに違いありません。

下御霊神社の神庫

境内には末社が数多く立ち並んでいます。

写真は大国主命(おおくにぬしのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)をお祀りしているお社ですね。

左手に見えているのは日吉大神、愛宕大神、大将軍八神、高知穂神、斎部神の五柱をお祀りしているお社です。

下御霊神社の摂社

こちらは稲荷社。

下御霊神社の稲荷社

稲荷社の向かって左手にあるのは猿田彦社。

下御霊神社の猿田彦社

下御霊神社の基本情報

下御霊神社の基本情報は以下の通りです。

下御霊神社
所在地京都府京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町
電話番号
075-231-3530
アクセス①京都駅より市バス4系統乗車、河原町丸太町下車
乗車時間18分、徒歩2分
②京都駅より地下鉄烏丸線乗車、丸太町駅下車
乗車時間8分、徒歩12分
拝観時間6時~20時
拝観料金無料
創建863年
ご祭神早良親王(さわらしんのう・崇道天皇)・伊予親王(いよしんのう)等の八所御霊
行事5月の第3もしくは第4日曜日、下御霊神社還幸祭
厄払いや地域の安泰を祈願するお祭り。
大きな神輿が出る。

下御霊神社の所在地図

赤色のマークが下御霊神社の所在地となります。

同時に回りたい下御霊神社近くのお寺と神社

・革堂(こうどう・行願寺(ぎょうかんじ))

・梨木神社(なしきじんじゃ)

・廬山寺(ろざんじ)

・厳島神社(いつくしまじんじゃ)

・白雲神社(しらくもじんじゃ)

・宗像神社(むなかたじんじゃ)

・善導寺(ぜんどうじ)

・法雲寺(ほううんじ)

・白山神社(はくざんじんじゃ)

・本能寺(ほんのうじ)

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