正林寺

正林寺

正林寺(しょうりんじ)は東山区、東大路通より府道116号線(渋谷山科停車場線(しぶたにやましなていしゃじょうせん))を東に800メートルほど入ったところに山門を構える浄土宗のお寺です。

当寺の境内はもともと、平重盛(たいらのしげもり)の別邸、小松殿があった場所だそうです。

平家没落後は、その地を九条兼実(くじょうかねざね)が山荘として使用していましたが、兼実は後にお堂を建てて出家します。(1202年)

これが正林寺の始まりだそうです。

途中、応仁の乱により荒廃し、断絶してしまいますが、江戸中期に義山(ぎざん)、恵空(えくう)の努力により再興。

現在も残る大師堂は、1735年、九条兼実の子孫である九条家から河原殿の一部を頂き、移築したものだということです。

正林寺のアルバム

東大路通から府道116号線の長い坂道を上り続けること約10分、ようやく山門が見えてきました。

山門を見た瞬間は、素直に「ここまで上がってきたかいがあった!」と思いました。

本当に堂々たる山門。

さすがは浄土宗の開祖、法然上人を開山とする名刹です。

正林寺の山門

山門の手前でお祀りされている小松谷地蔵尊。

山門のそばにあるバス停に向かう途中のおばあさんが、お地蔵さんに手を合わせていらっしゃいました。

地域の方からの信仰が厚そう。

正林寺の小松谷地蔵尊

円光大師舊跡(えんこうだいしきゅうせき)の石碑。

なお、円光大師というのは、法然上人の諡号(しごう・亡くなった後に贈られる名前)になります。

正林寺の円光大師舊跡の石碑

山門をくぐると・・・

あれ、お堂が見えない。

見渡す限り、駐車場です。

「ひょっとすると山門しか残ってないの?」

そんな不安を抱きつつ、よく見ると遠くにお堂らしきものが見えているではありませんか。

ひとまず、安心。

正林寺の境内

お堂らしきものの方向に進むとしっかりと閉ざされた門が。

境内に保育園があるため、このような状態になっているようです。

とりあえず、その場でスマホで調べると拝観ができないわけではないようです。

しかし、いずれにしても私には、この状況で拝観する度胸はありません。

っていうか、よほど、無神経な人じゃないと無理だろ(笑)

正林寺の境内2

しょうがないのでズームで一枚。

右手に見えているのは鐘楼の屋根ですね。

真ん中の門の屋根はかなり古そう。

これは江戸中期のものでしょうか。

左手の建物はそこそこ新しそう。

これが本堂?

だとすれば、大師堂は?

よく、わからん。

正林寺のお堂

閉ざされている門の向かって左手にある寺務所。

ここに声をかければ参拝させてもらえるのかもしれませんが、ちょっと、そういう気分にはなれませんでした。

どう見ても参拝客ウェルカムという雰囲気じゃないですからね。

本堂への誘導看板が虚しい(笑)。

正林寺の寺務所

一般論としては参拝の優先順位は低いお寺なのかもしれませんが、法然上人の足跡をたどりたい方や山門が好きという方は足を延ばしてみてもいいかもしれません。

私はもう、お腹いっぱいです。(笑)

正林寺の基本情報

正林寺の基本情報は以下の通りです。

正林寺
山号清涼山
宗派浄土宗
創建1202年
開基・開山九条兼実(くじょうかねざね)、法然
所在地京都府京都市東山区上馬町東大路東入三丁目上馬町553
アクセス京都駅より市バス100、206甲、208乙、急行110系統乗車、東山七条下車。
乗車時間11分、徒歩12分。
拝観時間9時~17時
拝観料金無料
ご本尊阿弥陀如来

正林寺の所在地図

赤色のマークが正林寺の所在地となります。

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