廬山寺

廬山寺

廬山寺(ろざんじ)は上京区、京都御苑の東、清和院御門から寺町通沿いに北に150メートルほど上がったところにあるお寺です。

天台宗系の圓浄宗(えんじょうしゅう)という宗派の本山となっています。

(私が確認した限りでは圓浄宗に属するのは、当寺のみのようです。)

廬山寺はもともと北山にありましたが豊臣秀吉の行った都市計画事業、天正地割により、1573年に現在地に移転してきました。

現在、寺のある場所は源氏物語の作者として有名な紫式部の邸宅跡地とされ、境内には紫式部邸宅址という石碑が立てられています。

廬山寺のアルバム

山門。

梨木神社(なしのきじんじゃ)の寺町通を挟んで東側にあります。

品格のある佇まい。

廬山寺山門

元三大師堂。

山門を入った正面の位置にあります。

派手な装飾のない清々しい建物。

1835年の再建です。

お祀りされているのは開山の良源上人。

良源

天台宗第18代座主で諡号(しごう)を慈恵大師(じえだいし)と言います。

比叡山の伽藍を整え、天台教学を発達させた功績などから、天台宗の中興の祖とされています。

天台宗においては最澄に次ぐぐらいの功労者です。

廬山寺の元三大師堂

元三大師堂の左わきに安置されている像。

これも良源上人像?

なんか、クリスマスっぽいと思ってしまうのは私だけ?(笑)

元三大師堂脇にある良源上人と思しき像

本堂。

見えている部分は受付で塀(展示パネル)の向こう側が本堂です。

廬山寺の本堂

本堂の受付部分のアップ。

ものすごい紫式部推しです。(笑)

廬山寺の受付

紫式部とその娘、大弐三位(だいにのさんみ)の歌碑。

紫式部の歌はこう。

「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月影」

意味は、「せっかくお会いしたのに、あなたかどうかわからない間に帰ってしまうなんて雲隠れする夜半の月のようで残念です」といった感じ。

廬山寺境内の紫式部の歌碑

廬山寺境内の小道。

左手の塀の向こう側は最近できた「源氏庭」。

まあ、まあだよと友達から聞いているので、また時間がある時に。

廬山寺境内の小道

境内裏手には仁孝天皇(にんこうてんのう)の皇子と、孝明天皇(こうめいてんのう)の皇女の陵墓が。

さすがは、もともと宮中の仏事を担っていたお寺です。

廬山寺境内の皇室の陵墓

今日はちょっと急いでいるので、このまま東に抜けて失礼します。

廬山寺の基本情報

廬山寺の基本情報は以下の通りです。

廬山寺
山号日本廬山(にほんろざん)
宗派天台圓浄宗(てんだいえんじょうしゅう)
創建938年
開基・開山良源(りょうげん)
所在地京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397
アクセスJR京都駅より市バス17、37、205乙系統乗車、府立医大病院前下車。
乗車時間23分、徒歩3分。
拝観時間9時~16時
拝観料金源氏庭の拝観、大人500円、小中学生400円
ご本尊阿弥陀如来
寺宝国宝;慈恵大師筆遺告(東京国立博物館寄託)
重要文化財;絹本著色普賢十羅刹女像・後伏見天皇宸翰願文ほか
行事2月3日、追儺式鬼法楽(ついなしきおにほうらく・鬼おどり)
貪欲(どんよく)、瞋恚(しんい・怒りのこと)、愚痴(ぐち)という人間の三つの煩悩をあらわす赤、黒、緑の三色の鬼が退治される。

廬山寺の所在地図

赤色のマークが廬山寺の所在地となります。

同時に参りたい廬山寺近くのお寺と神社

・梨木神社(なしきじんじゃ)

・清浄華院(しょうじょうけいん)

・出町妙音堂(でまちみょうおんどう)

・幸神社(さいのかみのやしろ)

・下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)

・革堂(こうどう・行願寺(ぎょうかんじ))

・白雲神社(しらくもじんじゃ)

・宗像神社(むなかたじんじゃ)

・厳島神社(いつくしまじんじゃ)

・護王神社(ごおうじんじゃ)

・菅原院天満宮神社(すがわらいんてんまんぐうじんじゃ)

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