六角堂

六角堂山門

六角堂(ろっかくどう)は中京区、六角通にある天台宗系の寺院で正式名称を頂法寺(ちょうほうじ)と言います。

通称である六角堂は本堂の形が上から見ると六角であることにちなんでいます。

こちらのお寺はいけばな発祥の地と言われていて、池坊(いけのぼう)の家元が住職を兼務されています。

境内の西側にはWEST18というビルがあって、そちらではいけばなの講座なんかも開催されているようです。

六角堂の創建についてはこんなお話が伝わっています。

昔、聖徳太子が大阪にある四天王寺を建立するための木材を探して、この地を通りかかったときに、きれいな池があったので沐浴をしたそうです。

その際にもっていた如意輪観音像を木にかけておいたのですが、沐浴を終えて如意輪観音像を動かそうとしたところ、重くなってしまって動かすことができない。

そこで聖徳太子はそのことを如意輪観音がこの地にあって、多くの人を救いたいという御意志ととらえ、六角堂を建てて、この地にお祀りすることにしたらしいです。

ちなみ親鸞上人が法然上人の弟子になり、のちに浄土真宗を開くことになったのは、六角堂に百日間、籠った際に夢でお告げがあったことがきっかけだったそうですよ。

六角堂のアルバム

拝堂。

山門をくぐるとすぐ目の前にあります。

歴史を感じる建物ですね。

寺号が書かれた額もかなり古いもののように見えました。

赤色の大きな提灯が印象的。

六角堂拝堂

拝堂のアップ。

屋根の奥行きが随分、深いですね。

これなら雨の日も安心して参拝できます。

拝堂の脇には椅子があって、カップルが話し込んでいました。

六角堂は京都の人にとって生活の中にある身近な町堂なのです。

六角堂拝堂のアップ

六角堂本堂の向かって左奥からの外観です。

この角度から見ると本堂が六角になっていることがよくわかりますね。

めちゃくちゃかっこいい。

ちなみに今の本堂は1877年の再建だそうです。

六角堂本堂、裏手から外観

六角堂本堂の向かって右側からの外観です。

この角度から見ると拝堂と本堂のつながり方がよくわかると思います。

手前に見えている小さな屋根は手水所、右手前に見えている小さな像は十六羅漢像です。

六角堂本堂、右側からの外観

太子堂。

沐浴の池に浮かぶようにあります。

境内では一番、鮮やかな色彩のお堂ですね。

たぶん、かなり新しいんじゃないでしょうか。

中には聖徳太子の3つの像が安置されています。

六角堂の太子堂

親鸞堂。

こちらも六角です。

いくらゆかりがあるとはいえ、他宗派の開祖のお堂を建ててしまうところに懐の深さを感じます。

こういう信仰のあり方、個人的には好きですね。

六角堂の親鸞堂

さらに親鸞聖人像まであります。

六角堂の親鸞聖人像

石不動。

左手前に見えているのは木造の不動明王を安置しているお堂です。

つまり、不動明王像が二体。

これなら、どんな邪気も境内には入ってこれないことでしょう。

六角堂の石不動

一言願い地蔵。

優しいお顔。

願い事を一つだけ叶えてくれるんだとか。

「金!」と言いたいところをグッとこらえて「世界平和」をお願いしてきました。(笑)

六角堂の一言願い地蔵

沐浴の池。

現在の主は白鳥。

六角堂で飼われているんでしょうか。

ところで君、かみつくのか?(笑)

六角堂の沐浴の池

六角堂の基本情報

六角堂の基本情報は以下の通りです。

六角堂
山号紫雲山(しうんざん)
宗派天台宗
創建587年
開基・開山聖徳太子(しょうとくたいし)
所在地京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
電話番号075-221-2686
アクセス①京都駅より地下鉄烏丸線乗車、烏丸御池下車。
乗車時間6分、徒歩7分。
②京都駅より市バス5、26、101系統乗車、四条烏丸下車。
乗車時間10分、徒歩7分。
拝観時間6時~17時
拝観料金無料
ご本尊如意輪観音(にょいりんかんのん)
寺宝重要文化財;木造毘沙門天立像ほか

六角堂の所在地図

赤色のマークが六角堂の所在地となります。

同時に参りたい六角堂近くのお寺と神社

・佛光寺(ぶっこうじ)

・因幡堂(いなばどう・平等寺(びょうどうじ))

・染殿院(そめどのいん)

・錦天満宮(にしきてんまんぐう)

・蛸薬師堂(たこやくしどう・永福寺(えいふくじ))

・誠心院(せいしんいん)

・誓願寺(せいがんじ)

・矢田寺(やたじ)

・天性寺(てんしょうじ)

・本能寺(ほんのうじ)

・白山神社(はくざんじんじゃ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です