林光院

林光院

林光院(りんこういん)は上京区、相国寺境内にある、相国寺の塔頭寺院です。

創建は1418年。

室町幕府三代将軍、足利義満が第ニ子、足利義嗣(あしかがよしつぐ)を供養するために夢窓疎石(むそうそせき)を開山として建立しました。

その後、応仁の乱や廃仏毀釈等により、何度か消滅の危機にさらされますが、その都度、再興され現在に至ります。

なお、林光院の境内には、鶯宿梅(おうしゅくばい)の故事で有名な梅の木があり、今も春になると美しい花を咲かせるそうです。

鶯宿梅

村上天皇の求めに応じ、紀内侍(きのないし・紀貫之の娘)が自邸の梅の木を献上しましたが、村上天皇が、その梅の木に「勅なればいともかしこし鶯の宿はととはばいかがこたえん(天皇の御命令なので、梅の木を差し上げることをお断りするのは畏れ多いことではあるが、鴬に私が宿にしていた梅の木はどこにいってしまったのですかと問われることがあったら、何と答えればいいだろうか。」と書かれた短冊が結ばれているのを見つけて、哀れに思い、その梅の木をお返しになったという話が伝わっています。(大鏡)

林光院のアルバム

山門から望む林光院の境内。

当日はこちらのお寺の前で急に雨脚が強くなり、随分、長い間山門で雨宿りをさせて頂きました。

パッと見、少し寂しい感じがする前庭なのですが、不思議と長時間、見ていても飽きないんですよね。

私の中では、すっかり雨が似合う、お庭ということになってしまいました。

本堂は1919年に滋賀県蒲生郡にあった仁正寺藩(にしょうじはん・西大路藩)の藩邸を移築したものらしいです。

そう言われると、そんな風にも見えてくるので人間の目(私の目?)っていい加減なものですね。(笑)

ちなみに鶯宿梅は右手に見える塀の向こうなのでしょうか。

2018年の公開時には鶯宿梅の撮影は禁止だったんだとか。

本当にめちゃくちゃ大事にされているんですね。

ちょっと離れたところから、なるべく境内全域が収まるように写真を撮ってみました。

境内塔頭と言ってもかなり広いですよね。

さすがは京都五山第二位の大寺院、相国寺の塔頭です。

林光院の境内全域

林光院の基本情報

林光院の基本情報は以下の通りです。

林光院
山号
宗派臨済宗相国寺派
創建1418年
開基・開山足利義満
所在地京都府京都市上京区相国寺門前町701
電話番号075-231-3931
アクセス①京都駅より地下鉄烏丸線乗車、今出川駅下車。
乗車時間10分、徒歩10分。
②京都駅より市バス205乙系統乗車、葵橋西詰下車。
乗車時間23分、徒歩10分。
拝観時間通常非公開
拝観料金2018年公開時は600円
ご本尊地蔵菩薩

林光院の所在地図

赤色のマークが林光院の所在地となります。

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