乙訓寺

乙訓寺

乙訓寺(おとくにでら)は長岡京市今里にある真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)のお寺です。

推古天皇の勅願寺で、あの聖徳太子が建立したと言われています。

つまり、飛鳥時代からあったものと考えられる大変、歴史と由緒のあるお寺なのです。

また、乙訓寺は日本仏教界のスーパースター弘法大師(こうぼうだいし・空海(くうかい))ゆかりの寺として知られています。

実は冤罪により憤死し、御霊信仰のもととなった早良親王(さわらしんのう・崇道天皇(すどうてんのう))は淡路に流される前、このお寺に幽閉されていました。

そこで嵯峨天皇は早良親王の御霊を鎮めるべく、当時、遣唐使より戻り神護寺にいた、弘法大師を乙訓寺の別当に任じ、鎮守国家の道場とされることを命ぜられたのです。

そういったことから、乙訓寺は今も「今里の弘法さん」という呼び名で親しまれ、地域の方の大変、厚い信仰を集めています。

乙訓寺のアルバム

大通りを曲がり、住宅街の中の狭い道を進むと、どん突きに突如、あらわれる朱色の山門。

右側には弘法大師ゆかりの寺と彫られた石碑が。

ほんのわずかな縁で弘法大師ゆかりの寺を名乗るお寺は多いですが、乙訓寺は本当に縁が深いです。

なにしろ、別当をやっていたぐらいですから。

乙訓寺の山門

境内参道。

すぐ左側に住宅街が迫っていますが、静かで緑もあり、気持ちのいい道です。

乙訓寺の境内参道

日限地蔵尊堂(ひぎりじぞうどう)。

日を限ってお願いすると願いが叶うと言われているそうです。

「~歳までに結婚できますように」という感じでお願いするということなのでしょう。

奉納されている巨大なわらじが印象的です。

乙訓寺の日限地蔵尊堂

本堂。

合体大師像が安置されています。

ちなみ合体大師像というのは、首から上が八幡大神、肩から下が弘法大師の像のことです。

伝承では首から上は弘法大師が肩から下は八幡大神がそれぞれ、お彫りになり、後に合わせるとぴったり一体の像となったそうです。

乙訓寺の本堂

鎮守八幡社。

八幡大神をお祀りしています。

逆光のため、写真が見にくくて申し訳ありません。

乙訓寺の鎮守八幡社

毘沙門堂。

隣にある社務所のような建物とつながっています。

なお、毘沙門天立像(重要文化財)の拝観には予約が必要です。

(拝観料は100円)

乙訓寺

弘法大師像。

古いものではないと思いますが、かなり存在感のある像です。

我々を見守って下さっているようなどこか優しい印象の面持ち。

乙訓寺の弘法大師造

モチノキ。

モチノキとしては京都府下、屈指の巨大さなんだとか。

やはり、何らかのパワーがある土地なんでしょうね。

乙訓寺のモチノキ

夕刻の山門。

山門の向こう側に見える風景からも、がっつり住宅街の中にあることがおわかり頂けると思います。

さて、帰りますか。

乙訓寺山門の裏

乙訓寺の基本情報

乙訓寺の基本情報は以下の通りです。

乙訓寺
山号大慈山(だいじざん)
宗派真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)
創建飛鳥時代
開基・開山推古天皇の命により聖徳太子が建立。
所在地京都府長岡京市今里3-14-7
電話番号075-951-5759
アクセス①阪急京都線長岡天神駅より徒歩22分
②阪急京都線長岡天神駅より徒歩4分。
阪急バス長岡天神より乗車、薬師堂下車。
乗車時間12分、徒歩6分。
拝観時間8時~17時
拝観料金大人500円、中学生以下無料(乙訓寺ホームページ記載情報より)
※私が参拝した際にはお納めする場所がありませんでした。
乙訓寺牡丹まつりの期間だけ必要なのかもしれません。
ご本尊合体大師
寺宝重要文化財;毘沙門天立像
行事乙訓寺牡丹まつり

乙訓寺の所在地図

赤色のマークが乙訓寺の所在地となります。

同時に参りたい乙訓寺近くのお寺と神社

・光明寺(こうみょうじ)

・長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)

・向日神社(むこうじんじゃ)

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