大谷本廟(西大谷)

大谷本廟の明著堂

大谷本廟(おおたにほんびょう)は、東山区、五条通と東大路通が交わる交差点の北東の角にある浄土真宗のお寺です。

1272年に親鸞上人(しんらんしょうにん)の末娘である覚信尼(かくしんに)が親鸞上人の遺骨を改葬し、堂宇を設けたのが、当寺の始まりとされています。

創建当時は吉水の北の辺(現在の知恩院塔頭、崇泰院あたり。そのため崇泰院は元大谷と呼ばれています。)にありましたが、1603年、江戸幕府より知恩院の境内拡大のために移転するように命じられ、現在地に移転することとなりました。

日本最大の仏教宗派、浄土真宗の開祖をお祀りする特別な寺院として、今も毎日のように全国から多くの熱心な信者が参拝に訪れています。

大谷本廟のアルバム

東山五条北東の角に立つ、巨大な石碑。

ここに大谷本廟があります。

大谷本廟の石碑

参道。

緑に囲まれた気持ちのいい道。

手前に見えている石橋は円通橋(えんつうきょう)と言います。

長さ40メートルもある橋の全てが切り出した花崗岩で、できているんだとか。

真横から見ると橋脚のアーチ部分が池に映り、眼鏡のように見えることから「めがね橋」とも呼ばれているそうです。

奥の方に見えているのは総門ですね。

大谷本廟の参道

親鸞上人像。

日本国内における仏教を庶民にも親しみやすいものにしたという功績は、とてつもなく大きなものだと思います。

大谷本廟の親鸞上人像

総門。

ちょうど、側に人がいるのでわかりやすいと思うのですが、めちゃくちゃに大きいです。

特に屋根は、やりすぎなんじゃないかと思うぐらいです。

こちらの建立は1710年ですね。

なお、大谷本廟と書かれた巨大な扁額は昭和天皇の曽祖父にあたる九条尚忠(くじょうひさただ)公の筆によるものです。

大谷本廟の総門

手水所。

総門を入ってすぐ右手にあります。

大谷本廟の手水所

本廟会館。

こういう施設があることは、いわゆる観光寺院との大きな差かもしれません。

そう、こちらは、今なお、とてつもなく多くの信者を抱える宗派の、現役の宗教施設なのです。

大谷本廟の本廟会館

守衛所。

面白い形の建物ですね。

2階部分は、どんな風になっているんでしょうか。

ちょっと気になります。

大谷本廟の守衛所

本堂。

こちらのお寺では仏殿というようです。

さすがに西本願寺の阿弥陀堂や御影堂には劣りますが、それでもかなりの大きさです。

こちらにはご本尊の阿弥陀如来像が安置されています。

1867年、二天門からの出火で焼失し、1870年に再建されました。

大谷本廟の本堂

読経所。

本堂の向かって右手にあって、本堂とは渡り廊下でつながっています。

私が参拝した時には、タイミングが良かったのか、読経の声が聞こえていました。

大谷本廟の読経所

鐘楼。

比較的、新しいもののように見受けられます。

詳細わかりませんが、二天門からの出火後の再建かもしれません。

大谷本廟の鐘楼

二天門。

扉の形が独特で、個人的には、かなりかっこいい門だと思います。

こちらは1872年の再建です。

大谷本廟の二天門

明著堂。

開祖、親鸞上人(しんらんしょうにん)のお墓の前にある拝堂です。

こちらは1709年の建立です。

大谷本廟の明著堂

明著堂のアップ。

正面に親鸞上人の御影が見えていますね。

その向こう側が親鸞聖人のお墓(祖檀)だと思われます。

それにしても参拝者の手の合わせ方が本気。

ここらあたりも観光寺院とは違うところです。

明著堂のアップ

覚信尼の石碑。

彼女の献身がなければ、浄土真宗がここまで大きな宗派になることはなかったかもしれません。

そういった意味では、彼女の功績は讃えられて、然るべきだと思います。

大谷本廟の覚信尼の石碑

境内にある石窟。

かつて親鸞聖人がこの中にこもって学問をされたと伝えられています。

吉水の北の辺の旧大谷本廟から移されたものだそうです。

大谷本廟の石窟

おまけ。

総門前からの景色。

下界を見下ろす、というほどではありませんが、美しい景色。

大変、気に入りました。

また、参拝させて頂きたいと思います。

大谷本廟総門前からの景色

大谷本廟の基本情報

大谷本廟の基本情報は以下の通りです。

大谷本廟
山号
宗派浄土真宗本願寺派
創建1272年
開基・開山覚信尼(かくしんに)
所在地京都府京都市東山区五条橋東六丁目514番地
電話番号075-531-4171
アクセス①京都駅より市バス100、206甲、急行110系統乗車、五条坂下車。
乗車時間13分、徒歩1分。
②京阪清水五条駅より徒歩11分。
拝観時間11月~2月;6時~17時
3月、10月:6時~17時30分
4月、9月;5時30分~17時30分
5月~8月;5時30分~18時
拝観料金無料
ご本尊阿弥陀如以来

大谷本廟の所在地図

赤色のマークが大谷本廟の所在地となります。

同時に参りたい大谷本廟近くのお寺と神社

・六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)

・六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)

・清水寺(きよみずでら)

・安祥院(あんしょういん)

・妙法院(みょうほういん)

・智積院(ちしゃくいん)

・新日吉神宮(いまひえじんぐう)

・豊国神社(とよくにじんじゃ)

・若宮八幡宮社(わかみやはちまんぐうしゃ)

・方広寺(ほうこうじ)

・三十三間堂(さんじゅうさんげんどう・蓮華王院(れんげおういん))

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