新玉津島神社(にいたまつしまじんじゃ)は下京区、烏丸通から松原通りを西に50メートルほど入ったところにある小さなお社です。
藤原定家(ふじわらていか)のお父さん、藤原俊成(ふじわらとしなり)が後鳥羽天皇の勅命を受けて和歌浦の玉津島神社(たまつしまじんじゃ)に祀られている和歌の神様、衣通姫(そとおりひめ)を勧請し、お祀りしたのが起源とされています。
今でも短歌や俳句、 文章の上達を願う人から厚い信仰を集めているそうです。
MEMO
藤原定家・・・歌人、小倉百人一首、新古今和歌集の選者
藤原俊成・・・歌人、千載和歌集の選者
衣通姫・・・和歌三神の一人。
衣を通して輝きは放つほど、美しかったことから、こう呼ばれた。
新玉津島神社のアルバム
間口4メートルあるかないかの狭い境内に入ると右手には摂社が2つ並んでいます。
この広さで摂社が2つもあるというのはすごい。
正面に見えているが本殿でしょうか?
さらに進むと神社の全容がわかりました。
本殿かと思ったものは拝殿のようなものだったようです。
境内が奥の方で少し広くなっていて、その広くなっている場所に本殿がありました。
昔はもう少し境内が広くて、右側の現在、ビルが建っている場所の方向から参拝することができたのではないでしょうか。
新玉津島神社の基本情報
新玉津島神社の基本情報は以下の通りです。
新玉津島神社 | |
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所在地 | 京都府京都市下京区烏丸通松原西入ル玉津島町309 |
電話番号 | なし |
アクセス | ①京都駅より地下鉄烏丸線乗車、五条駅下車。 乗車時間2分、徒歩6分。 ②京都駅より市バス5、26、73系統乗車、烏丸五条下車。 乗車時間7分、徒歩5分。 |
拝観時間 | 定めなし |
拝観料金 | 無料 |
創建 | 1186年 |
ご祭神 | 衣通姫 |
新玉津島神社の所在地図
赤色のマークが新玉津島神社の所在地となります。
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