妙覚寺

妙覚寺

妙覚寺は上京区、堀川通から水火天満宮の南側にある公園(扇町児童公園)の角を東に200メートルほど入ったところに山門を構える日蓮宗の本山寺院です。

開山の日像(にちぞう)が龍華樹院(りゅうげじゅいん)と称されたことから同じく日像を開山とする妙顕寺(みょうけんじ)や立本寺(りゅうほんじ)と共に「龍華の三具足」(りゅうげのさんぐそく)と呼ばれて、厚い信仰を集めています。

(※三具足とは香炉・燭台(火立)・花立の3つの仏具のこと)

本能寺の変の折には、織田信長の息子、信忠が宿舎としていたため明智光秀に攻撃され焼失したという歴史があります。

(信忠は二条御所で戦死)

なお、妙覚寺の門はあの聚楽第の裏門を移築したものと伝えられています。

※聚楽第とは豊臣秀吉が京都に築いた政庁・邸宅のことです。

妙覚寺のアルバム

山門。

洛中法華二十一ヵ寺本山の一つに数えられるお寺にふさわしい大きく立派な門なのですが、それ以上に美しい。

門前のしだれ桜と山門からのぞく境内の風景とが合わさって珠玉の絵画のよう。

聚楽第の裏門であったという話を抜きにしても、わざわざ見に行く価値のある門だと思います。

なお、山門の両脇に見える小さな扉を両潜扉(りょうくぐりとびら)といい、門の梁の上に伏兵を配置できる空間が設けられているそうです。

さすがは城門を移築したものですね。

山門をくぐると参道が祖師堂まで一直線に伸びています。

驚くほど広い境内です。

勝手な話ながら駐車場がかなり残念。

妙覚寺の境内

祖師堂。

かなり規模の大きな建物です。

こちらには祖師、すなわち、日蓮上人と、その直弟子、日朗上人と日像上人(当寺の開山)の坐像がお祀りされています。

なお、妙覚寺の堂宇はすべて1788年の天明の大火後の再建だそうです。

妙覚寺の祖師堂

玄関。

唐破風屋根のついた風格のある玄関です。

手前の松が風情を加えていますね。

玄関の奥がガラス戸になっているため、少しだけ庭園が見えていますね。

右手に屋根が見えているのが本堂です。

こちらにはご本尊の十界曼荼羅が安置されています。

今回は仕事の途中だったため本堂の拝観まではさせて頂きませんでした。

妙覚寺の玄関

庫裏。

寺務所を兼ねているようでした。

こちらで拝観の受付や御朱印の授与をして頂けるのだと思います。

こちらの前のお庭も手入れの行き届いた非常に美しいお庭です。

妙覚寺の庫裏

境内にある門。

右側に見えている石碑には狩野元信(かのうもとのぶ)の墓と刻まれています。

この門の向こう側に狩野元信の墓所があるのでしょう。

なお、狩野元信というのは日本画の歴史にその名を轟かす狩野派の二代目で狩野派の画風を作り上げたと言われる人物です。

妙覚寺境内にある門

詳細はわかりませんが鎮守社かと。

左手に小さなお地蔵さんが並んでいますね。

妙覚寺の鎮守社

妙覚寺の基本情報

妙覚寺の基本情報は以下の通りです。

妙覚寺
山号具足山(ぐそくさん)
宗派日蓮宗
創建1378年
開基・開山開山;日像(にちぞう)実質の開山は日実(にちじつ)
開基;小野妙覺(おのみょうかく)
所在地京都府京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口町135
電話番号075-441-2802
アクセス京都駅より地下鉄烏丸線「鞍馬口」下車。
乗車時間11分、徒歩10分。
京都駅前より市バス9系統「天神公園前」下車。
乗車時間28分、徒歩5分。
拝観時間9時~16時30分
拝観料金本堂内拝観は500円
ご本尊十界曼荼羅
寺宝日蓮上人の盂蘭盆御書(うらぼんごしょ・重要文化財)
斎藤道三の遺言書

妙覚寺の所在地図

赤色のマークが妙覚寺の所在地です。

同時に回りたい妙覚寺近くのお寺と神社

・水火天満宮(すいかてんまんぐう)

・妙顕寺(みょうけんじ)

・妙蓮寺(みょうれんじ)

・宝鏡寺(ほうきょうじ)

・本法寺(ほんぽうじ)

・興聖寺(こうしょうじ)

・建勲神社(けんくんじんじゃ)

・大徳寺(だいとくじ)

・今宮神社(いまみじんじゃ)

・白峯神宮(しらみねじんぐう)

・上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)

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