聞名寺

聞名寺

聞名寺(もんみょうじ)は、左京区、二条通から、東大路通を南に100メートルほど、下ったところに山門を構える時宗のお寺です。

887年、光孝天皇(こうこうてんのう)の遺言により、そのお住い小松殿(こまつどの)をお寺に改めたのが、当寺の始まりとされています。

その後、寺勢は衰えますが、1279年に時宗の開祖、一遍上人(いっぺんしょうにん)が小松院聞名寺(こまついんもんみょうじ)として中興。

天正地割、宝永の大火などで幾度か境内の移転を余儀なくされまずが、歴代住持の努力もあり、現在に至るまで、その名を残し続けています。

なお、こちらのお寺には光孝天皇が親王時代に患った眼病を治癒させたという明眼地蔵(あけめじぞう)がお祀りされており、今も眼病平癒のご利益を求める人々の参拝が絶えないと言います。

聞名寺のアルバム

山門。

東大路通沿い、二条通と仁王門通のちょうど、中間ぐらいにあります。

開基が光孝天皇ということで築地塀は最高位を表す五条(五本線)です。

聞名寺の山門

山門の赤い提灯。

明眼地蔵大菩薩と書かれています。

右側には光孝天皇のお名前も。

提灯

門前にある石碑。

聞名寺は洛陽二十四地蔵霊場(らくようにじゅうよんじぞうれいじょう)の十七番札所になっています。

大炊道場(おおいどうじょう)というのは、聞名寺がもともとあった場所の地名に因んだ当寺の別称ですね。

聞名寺、門前の石碑

本堂。

山門を入って、境内正面にあります。

現在地に移転してきたのが宝永の大火(1708年)後ということですので、それからほどなく建立されたものであれば300年ほど前の建物ということになります。

こちらにはご本尊の阿弥陀如以来坐像が安置されています。

本堂の前に土足厳禁と書かれた看板が見えます。

おそらく外国人観光客対策でしょう。

本堂

本堂前の稲荷社。

全て石造りの非常に小さな祠です。

このサイズならうちの庭にもお祀りできるかも。

稲荷社

方丈。

ほぼ、普通のお家ですが、玄関の唐破風屋根がやたらと立派です。

方丈

地蔵堂。

こちらに光孝天皇の目の病を癒したという明眼地蔵がお祀りされています。

光孝天皇が亡くなられたのが887年ですから、少なくても1150年以上前のお地蔵さんということになります。

なお、明眼地蔵さんは普段は見ることができませんが、毎月24日には御開帳されます。

地蔵堂

地蔵堂の向かって右手にある小さな祠。

大日如来さんをお祀りしています。

大日如来

身代地蔵尊(みがわりじぞうそん)。

大きなお地蔵さんの周りを無数の小さなお地蔵さんが取り囲んでいます。

病気平癒を祈願された方が奉納されたものなのでしょう。

身代地蔵尊

聞名寺の基本情報

聞名寺の基本情報は以下の通りです。

聞名寺
山号
宗派時宗
創建887年
開基・開山開基;光孝天皇(こうこうてんのう)
中興;一遍(いっぺん)
所在地京都府京都市左京区東大路仁王門上ル北門前町487
電話番号075-771-8703
アクセス京都駅より市バス206甲系統乗車、東山仁王門下車。
乗車時間26分、徒歩2分。
拝観時間
拝観料金無料
ご本尊阿弥陀如来

聞名寺の所在地図

赤色のマークが聞名寺の所在地となります。

同時に参りたい聞名寺近くのお寺と神社

・妙伝寺(みょうでんじ)

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・檀王法林寺(だんのうほうりんじ)

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