高台寺

高台寺

高台寺(こうだいじ)は豊臣秀吉の正室である北政所(きたのまんどころ・法名は高台院(こうだいいん))が亡き夫の供養のために創建した臨済宗のお寺です。

(創建当時は曹洞宗)

明治の社寺上知令により、境内の広さは往時の6分の1以下になってしまっていますが、それでも早足で散策しても小一時間ぐらいは十分にかかるぐらいの広さと見どころがあります。

東山エリアで「いかにも京都っぽい雰囲気」を味わいたいなら、絶対に外せないお寺だと思いますよ。

ねねの道から高台寺へと続く台所坂。

もっと、下の方からとりたかったのですが、なにしろ人が多くて無理でした。

上っている最中、人が少し切れたところでパシャリ。

高台寺の台所坂

入り口を抜けて最初に目をひくのが遺芳庵。

非常に小さな茶室で、少し大柄な人だと入ることができないのではないかと思うほど、小さな入り口でした。

吉野太夫ゆかりと伝えられますが、実際にはもっと後の時代の建物らしいです。

遺芳庵

方丈と書院の間の下足場前のお庭。

こんなところにも神経が行き届いています。

高台寺の方丈と書院の間の下足場

風情のある坪庭。

古き良き日本人の美的センスを感じます。

高台寺の坪庭

方丈内の大きな広間、そこを抜けると・・・

高台寺の方丈の大広間

方丈前庭園。

派手さはないけれど、いつまでも見ていられるような不思議なお庭です。

私も含め、多くの拝観者が随分、長い時間、このお庭の前で過ごしていたように思います。

高台寺の方丈前庭園

開山堂。

書院との間をつなぐ桜船廊とあいまって、なんとも風情のある佇まいでした。

開山堂に祀られているのは高台寺の初代住持、三江和尚です。

なお、桜船廊の真ん中にあるのが観月台です。

ここから池に映る月をも愛でたのでしょうか。

高台寺の開山堂

開山堂前の中門。

なんだか美し絵画を引き立てる額縁のようです。

 

高台寺の開山堂前の中門

あらためて正面から開山堂。

高台寺の開山堂

傘亭。

見た目のとおりの名前だなあと思っていたのですが、実は外からの見た目ではなく、中からの屋根の見た目が唐傘の骨のように見えるので傘亭というそうです。

できれば一度、中に入ってみたいなあ。

ムリなんでしょうけど。

なお、傘亭は利休の意匠(デザイン)で伏見から移築されたものなんですって。

(この後に紹介する時雨亭も同じ。)

高台寺の傘亭

時雨亭。

あまりに開放的な造りで「虫が入ってきて、しょうがないやん」というのが率直な感想です。(笑)

ただ、少し離れてから振り返った時、夕陽に照らされた美しい姿に思わず見とれてしまいました。

下手な写真で伝わらず、申し訳ないです。

高台寺の時雨亭

傘亭、時雨亭を後にして山を下ります。

竹林でやや興奮気味の気分をクールダウン。

ここだけで完結している小さな宇宙のように感じました。

高台寺の竹林の道

高台寺の基本情報

高台寺の基本情報は以下の通りです。

高台寺
山号鷲峰山(じゅぶざん)
宗派臨済宗
創建1606年
開基・開山高台院(北政所・ねね)
所在地京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町526
アクセス京都駅より市バス100、206甲、急行110系統乗車
乗車時間15分、徒歩8分
阪急京都線、河原町駅より徒歩15分
京阪電車、祇園四条駅より徒歩13分
拝観時間9時~17時30分
夜間拝観開催時は22時まで
拝観料金大人600円、中高生250円
※圓徳院の共通割引拝観は900円
ご本尊釈迦如来
寺宝霊屋、開山堂、絹本着色豊臣秀吉像、豊臣秀吉消息ほか(重要文化財)
行事10月6日北政所茶会
太夫道中などが行われる華々しい茶会

高台寺の所在地図

赤色のマークが高台寺の所在地となります。

同時に回りたい高台寺近くのお寺と神社

・知恩院(ちおんいん)

・八坂神社(やさかじんじゃ)

・清水寺(きよみずでら)

・法観寺(ほうかんじ)

・安祥院(あんしょういん)

・八坂庚申堂(やさかこうしんどう・金剛寺(こんごうじ))

・京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)

・安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)

・六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)

・六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)

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