浄福寺

浄福寺の本堂

浄福寺(じょうふくじ)は上京区、一条通から浄福寺通を100メートルほど上がったところに山門を開く浄土宗のお寺です。

もともとは一条村雲(一条堀川のあたり)にあったため、村雲寺とも言います。

延暦年間(782年~806年)に賢憬(けんけい)によって開山されました。

当初は天台宗のお寺でしたが、1525年に後柏原天皇より念仏三昧堂という寺号を頂き、浄土宗の兼学寺院に。

現在は浄土宗知恩院派に属しています。

浄福寺のアルバム

赤門。

浄福寺通に面してあります。

本堂の方向へと真っすぐに伸びる参道。

境内はかなり広そうですね。

それにしてもマンションの位置が微妙です。

まあ、そんなことを言い出せば、どこにでもお寺や神社のある京都市内ではマンションを建てることができなくなってしまうんですけどね。

なお、赤門の建立時期は18世紀中ごろと考えられています。

つまり、洛中を焼き尽くしたという天明の大火(1788年)の被害を免れているということですね。

浄福寺の赤門

釈迦堂。

参道の途中、お寺の付属幼稚園の真ん前あたりにあります。

こちらは1756年の再建です。

なお、この向かい側に経蔵とか薬師堂があったのですが、幼稚園の敷地に隣接していたため、あえて撮影はしませんでした。

50歳近いおっさんが幼稚園の方を向いてシャッターを切ってたら、かなり怖いですもんね。

幼稚園が休みの日に行く機会があれば、また、写真を追加でアップ致します。

浄福寺の釈迦堂

庫裏。

現在は寺務所として使われているようです。

幼稚園の園長先生(=住職?)らしき人が出てきたので、幼稚園の職員室なども兼ねているのかもしれません。

浄福寺の庫裏

鐘楼。

結構、大きくて、見た目に古そうです。

17世紀前半に建立されたものと考えられているそうです。

浄福寺の鐘楼

本堂。

想像していたより、はるかにデカい!

正直言って、西陣の狭い通り沿いに山門を構えるお寺が、これほど大きな本堂を持っているとは思いませんでした。

本堂については西陣焼けの被害は免れたという説と焼失したという説があるようです。

ただ、鐘楼と南門が西陣焼けを免れたという話が事実だとすれば、位置関係から考えても本堂にも被害がなかった可能性が高いのかも。

浄福寺の本堂

南門。

浄福寺と言えば、赤門が有名なようですが、私個人としては南門の方がよほど、風格があって好きです。

こちらの門から入れば、真っすぐ正面に本堂に行き当たることになりますしね。

門前の手入れの具合なんかを見ても、お寺の側もこちらを中心的な門として捉えているのではないでしょうか。

上でも触れたとおり、南門は西陣焼けの被害を免れているということですので、17世紀前半に建立されたものということになると思います。

浄福寺の南門

南門前の参道。

一条通からの撮影になります。

山門の向こう側に本堂の屋根が見えていますね。

本堂の大きさが伝わりやすい一枚かと思います。

ちなみに参道の右手でどこかの不動産屋さんが新築分譲をやってました。

物件資料が置いてあったので、ちょっと見せてもらったのですが、京都市内はやっぱり高いですね。

まあ、京都はそんなに土地が出ないので仕方がないんでしょうけど。

宝くじが当たるようなことでもない限り、ちょっと私には手が出そうにありません。(笑)

浄福寺南門前の参道

浄福寺の基本情報

浄福寺の基本情報は以下の通りです。

浄福寺
山号恵照山(えしょうざん)
宗派浄土宗
創建延暦年間(782年~806年)
開基・開山賢憬(けんけい)
電話番号075‐441-0058
所在地京都市上京区浄福寺通一条上ル
笹屋町2丁目601番地
アクセス京都駅より市バス50、206乙系統乗車、千本中立売下車。
乗車時間27分、徒歩7分。
拝観時間
拝観料金無料
ご本尊阿弥陀如来
寺宝重要文化財;二十五菩薩来迎図、十王像

浄福寺の所在地図

赤色のマークが浄福寺の所在地となります。

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