因幡堂

因幡堂

因幡堂(いなばどう)は真言宗智山派の寺院で正式名称は福聚山平等寺(ふくじゅさんびょうどうじ)といいます。

因幡堂のほか、因幡薬師とも通称され、身近な町のお堂として広く信仰を集めています。

また、ご本尊である薬師如来は嵯峨にある清凉寺(せいりょうじ)の釈迦如来、長野の善光寺(ぜんこうじ)の阿弥陀如来と共に日本三如来の一つとされています。

MEMO
実は因幡堂のご本尊である薬師如来には非常に不思議なお話が伝わっています。

なんでも因幡堂の開基である橘行平(たちばなのゆきひら)の後を追って遠く因幡の国(現在の鳥取県)から、やってきたんだとか。

(僧が訪ねてきたと言われて行平が応対に出たところ、そこには薬師如来の像がいらっしゃったそうです。)

それを喜んだ行平が自宅にお堂を作り、薬師如来を祀ったのが因幡堂の始まりなんですって。

なんとも不思議な話ですよね。

因幡堂のアルバム

松原通りから見る因幡堂。

写真に写っている通りのことを不明門通(あけずどおり)と言います。

高倉天皇がいらっしゃった五条御所への配慮として正面門を閉じっぱなしにしていたことから、そう呼ぶようになりました。

ちなみに正式名称である平等寺は高倉天皇から頂いたものだそうです。

それにしてもお堂のサイズから考えるとずいぶん、大きな屋根ですよね。

子供の頃、こういう屋根を見ると必ず、屋根ゴロやってたなあ。(笑)

(屋根ゴロとは屋根にむかって、柔らかいボールを投げて、転がり落ちてくるのを番号で指定されたものがキャッチするという遊び)

松原通りから見る因幡堂

本堂。

奉納された提灯が、いい位置にぶらさげられていて、ものすごく目立ちますよね。

これなら宣伝効果が大いにあるかも。(笑)

因幡堂本堂のアップ

本堂のアップです。

重要文化財、薬師如来立像が安置されています。

随分と参拝客でにぎわっていますね。

ごちゃっとした感じが、いかにも町のお堂と言う雰囲気で親しみが持てます。

因幡堂本堂のアップ2

観音堂。

こちらには重要文化財の如意輪観音坐像が安置されています。

ちなみに因幡堂は写真にもあるように洛陽三十三観音の二十七番霊場になっています。

境内の左奥には小さなお堂があります。

背景はビルとマンションだけ。

地下鉄烏丸線、四条駅から数百メートルの街中ですから、当たり前なんですけどね。

烏丸通からの参道です。

一筋目を右に進むと本堂にたどり着きます。

正面に見えているのは因幡堂の社務所のような建物です。

写真の左隅の看板にあるように因幡堂はがん封じのご利益があると言われています。

現代人であれば、誰もがかかる可能性のある病気ですので、一度はお願いに上がっておきたいですね。

因幡堂、烏丸通からの参道

因幡堂の基本情報

因幡堂の基本情報は以下の通りです。

因幡堂
山号福聚山(ふくじゅさん)
宗派真言宗
創建1003年
開基・開山橘行平(たちばなのゆきひら)
所在地京都府京都市下京区松原通烏丸東入る上る因幡堂町728
電話番号075-351-7724
アクセス京都駅より地下鉄烏丸線乗車五条駅下車
乗車時間2分、徒歩7分
拝観時間6時~17時
拝観料金無料
ご本尊薬師如来
寺宝木造薬師如来立像ほか(重要文化財)

因幡堂の所在地図

赤色のマークが因幡堂の所在地となります。

同時に回りたい因幡堂近くのお寺と神社

・佛光寺(ぶっこうじ)

・菅大臣神社(すがだいじんじんじゃ)

・新玉津島神社(にいたまつしまじんじゃ)

・東本願寺(ひがしほんがんじ)

・尚徳諏訪神社(しょうとくすわじんじゃ)

・上徳寺(じょうとくじ)

・市比賣神社(いちひめじんじゃ)

・長講堂(ちょうこうどう)

・蓮光寺(れんこうじ)

・染殿院(そめどのいん)

・錦天満宮(にしきてんまんぐう)

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