本隆寺

本隆寺

本隆寺(ほんりゅうじ)は、上京区、今出川通から智恵光院通を一本、北に上がったところにあるお寺で正式名称を本妙興隆寺(ほんみょうこうりゅうじ)と言います。

法華宗真門流(ほっけしゅうしんもんりゅう)の総本山寺院で洛中法華二十一ヵ寺本山の一つに数えられています。

創建は1488年。

日真上人(にちしんしょうにん)が四条大宮西に堂宇を建立したのが当寺の始まりとされています。

天文法難で諸堂を失いますが、1542年に現在地に再建。

その後、江戸時代中期には享保の大火、天明の大火などを経験しますが、奇跡的に堂宇は焼失を免れます。

そのことから、いつしか本隆寺は、「焼けずの寺」と呼ばれることになったそうです。

なお、本隆寺の本堂は上記写真のとおり、保存修理工事の真っ最中です。

工事の終了予定は2023年の12月ということですので、残念ながら、しばらくはその姿を見ることができません。

本隆寺のアルバム

南門。

本隆寺には東門、西門、南門の3つの門があります。

おそらく東門が通常の山門で、西門が裏門、南門が勅使門という扱いだと思われます。

参拝、当日は東門が閉まっていたので、南門(正確には南門横の通路)から入ることにしました。

本隆寺の南門

上でも触れたとおり、現在、本堂は修復工事中で囲いがされているため、その姿を見ることができませんが、その囲いに修復工事の内容を示す掲示が設けられています。

これはこれで価値があるものだと思いますので、建物に興味のある方は是非ともチェックしてみて下さいね。

本隆寺の本堂の掲示

鐘楼。

屋根がところどころ損傷していて、側に寄るのが危険な状態のようです。

昨年の地震、もしくは台風の影響でしょうか。

立ち入りを禁止する囲いがされています。

本隆寺の鐘楼

祖師堂。

一見、そんなに古そうに思えませんが1660年頃に建立されたものだそうです。

本堂と共に重要文化財に指定されています。

祖師堂前にあるのは夜泣き止めの松ですね。

この松の葉を子供の枕の下に敷いて寝かせてやると夜泣きが止むんだとか。

あと気になるのは駐車場の看板です。

重文指定されている建物前に駐車させていいのか?

踏み間違え事故が多発している、このご時世に。(笑)

本隆寺の祖師堂

番神堂。

番神というのは毎日、交代で国を守ってくれている三十柱の神様のことです。

要するに月一で順番が回ってくる神様ということで番神と呼ばれているわけです。

参拝する度に違う神様がいらっしゃる可能性が高いということですね。

神仏習合の信仰らしいです。

本隆寺の番神堂

経蔵。

絶対に燃えなさそうな造りの建物です。

私の中では日蓮宗系のお寺って、お経をめちゃくちゃ大事にされているイメージがあります。

本隆寺の経蔵

秋には美しく、色づくというカエデの木。

修復工事で一番、大変な思いをさせられているのは彼かもしれません。

ちなみに奥に小さく映っている建物は本坊ですね。

本隆寺のかえで

本隆寺の境内には8つの塔頭寺院があります。

さすがは法華宗真門流の総本山寺院ですね。

本隆寺の塔頭

境内。

祖師堂の前から西門方向を撮影しました。

参道の左右に塔頭が並んでいます。

それにしても月極駐車の車が多いな。

観光寺院じゃないので、仕方がないんですが。

本隆寺の境内

いずれにしても今回は本堂を撮れなかったので4年後にまた来ます。

西陣五水に数えられる千代野井(ちよのい)も見てみたいですしね。

おかげさまで新たな楽しみができました。

本隆寺の基本情報

本隆寺の基本情報は以下の通りです。

本隆寺
山号慧光無量山(えこうむりょうさん)
宗派法華宗真門流
創建1488年
開基・開山日真(にちしん)
所在地京都府京都市上京区智恵光院五辻上ル紋屋町330
電話番号075-441-5762
アクセス京都駅より市バス9系統乗車、堀川上立売下車。
乗車時間24分、徒歩7分。
拝観時間6時~18時
拝観料金無料
ご本尊十界曼荼羅
寺宝重要文化財;法華玄論(ほっけげんろん)10巻、法華経10巻

本隆寺の所在地図

赤色のマークが本隆寺の所在地となります。

同時に回りたい本隆寺近くのお寺と神社

・首途八幡宮(かどではちまんぐう)

・雨宝院(うほういん)

・大報恩寺(だいほうおんじ・千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう))

・白峯神宮(しらみねじんぐう)

・釘抜地蔵(くぎぬきじぞう・石像寺(しゃくぞうじ))

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