本満寺

本満寺の本堂

本満寺(ほんまんじ)は上京区、上立売通から寺町通を50メートルほど、南に下がったところに入口のある日蓮宗の寺院です。

洛中法華二十一ヵ寺本山の一つにもなっています。

創建は1410年、北朝において関白にもなった近衛道嗣(このえみちつぐ)の長男、日秀(にっしゅう)が道嗣の邸宅内に本願満足寺という寺を開いたのが始まりです。

その後、天文法難(てんもんほうなん)で諸堂を失うも、関白、近衛尚通(このえひさみち)が現在地に再興し、後奈良天皇の勅願寺となります。

さらに徳川吉宗の病の平癒祈願をしたことをきっかけに、徳川家の祈願所にもなっています。

なお、本満寺には歴史好きにファンの多い山中鹿介(やまなかしかのすけ)のお墓があります。

山中鹿介

尼子三傑の1人。

鹿介は通称で正式名は幸盛(ゆきもり)という。

主君である尼子家再興のために奮闘し、「山陰の麒麟児」と呼ばれた。

三日月に「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」と祈願したという逸話はあまりに有名。

本満寺のアルバム

寺町通から見ると東に奥まったところに本満寺の山門があります。

ボーっと歩いていると見逃すことになるかも。

注意して下さい。

本満寺の参道

山門。

結構、大きくて立派なものです。

さすがは洛中法華二十一ヵ寺本山の一つ。

屋根の下、左右についている雲のような装飾が印象的です。

本満寺の山門

境内に入ると最初に見えてくるのが七面堂。

こちらには七面大明神をお祀りしています。

七面大明神とは法華経を守護する女神のことで、七面天女とも呼ばれています。

本満寺の七面大明神

蓮乗院(鶴姫)の石廟。

七面堂と本堂の間にあります。

蓮乗院は結城秀康(徳川家康の次男)の正室で秀康の死後、烏丸光広の正室になった人物。

本満寺の蓮乗院の石廟

本堂。

こちらには十界曼荼羅と共に日蓮上人が自ら彫ったという日蓮上人像が安置されています。

本満寺の本堂

本堂の別角度。

こちらのお寺も境内敷地の3~4割程度が月極駐車場になっている感じ。

まあ、お堂の前まで駐車場になってしまっているお寺から比べれば、ギリギリ許容範囲か。

本満寺の本堂の別角度

南門。

位置としては南東の角。

ここから見るとほぼ、駐車場スペースですね。

本満寺の南門

では、総門の方に戻ります。

こうして見ると境内には結構、緑が多い。

本満寺の境内参道

鐘楼。

見た感じ、結構、古いものだと思います。

地震か何かの影響で安全上の問題が生じているのでしょうか。

立ち入り禁止になっているようです。

本満寺の鐘楼

手水所。

お地蔵さんの堂宇と一体型?(笑)

本満寺の手水所

枝垂桜。

かなり大きな木ですよね。

樹齢はいかほどなのでしょうか。

春になると美しい花を咲かせ、多くの参拝客の目を楽しませてくれるそうです。

なお、枝垂桜の背後にある建物は庫裏です。

本満寺の枝垂桜

摂社の妙見宮。

山門のすぐ横に鳥居があります。

出町の妙見さんと呼ばれて親しまれているそうです。

お祀りされているのは本満寺8世の日乾(にっけん)が彫った、妙見大菩薩です。

二体彫ったうちのもう一体は能勢の妙見さんでお祀りされているんだとか。

本満寺山門横の妙見宮

本満寺の基本情報

本満寺の基本情報は以下の通りです。

本満寺
山号広布山(こうふざん)
宗派日蓮宗
創建1410年
開基・開山日秀(にっしゅう)
所在地京都府京都市上京区寺町通今出川上る二丁目鶴山町16
アクセス京都駅前より市バス205甲系統葵橋西詰下車
乗車時間約30分、徒歩3分
京阪出町柳駅より徒歩9分
電話番号075-231-4784
拝観時間10時17時
拝観料金屋外拝観は無料
ご本尊十界曼荼羅
寺宝紺紙金字一字宝塔法華経・観普賢経(重要文化財)

本満寺の所在地図

赤いマークが本満寺のです。

同時に回りたい本満寺近くのお寺と神社

・出町妙音堂(でまちみょうおんどう)

・幸神社(さいのかみのやしろ)

・十念寺(じゅうねんじ)

・阿弥陀寺(あみだじ・上京区)

・上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)

・西園寺(さいおんじ)

・天寧寺(てんねいじ)

・上善寺(じょうぜんじ)

・梨木神社(なしきじんじゃ)

・清浄華院(しょうじょうけいん)

・廬山寺(ろざんじ)

・相国寺(しょうこくじ)

・下鴨神社(しもがもじんじゃ・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ))

・河合神社(かわいじんじゃ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です