清水寺の近くにある「洋食みしな」でランチをしました。
観光客や地元の人々に愛される人気の美味しいレストランです。
京都らしい趣のある洋食の名店「みしな」
高台寺や八坂の塔も徒歩圏にあり、風情ある町並みです。
谷崎潤一郎をはじめとする文人たちも通ったという洋食の名店で、ダメ元で電話したところ、当日のランチにラッキーにも行くことができました。
予約困難店なので、席を確保するなら予約することをおすすめします。
二寧坂のスターバックスの脇から小路を入ったところにあります。
看板や暖簾、佇まいからしていかにも美味しそうで期待がふくらみます。
10席ほどの小さな店内はアットホームな雰囲気です。
暑い日だったので、まずは山崎のハイボールをお願いしました。
炭酸は別で瓶で出てくるので、好みの濃さで飲めて嬉しいです。
ランチは、セットメニューは「フライ定食(カニクリームコロッケと海老フライ)」と「ビーフシチュー定食」の2種類です。
定食のフライとビーフシチューは単品もあり、その他に黒毛和牛の一口カツや黒毛和牛の照焼の単品もあります。
悩んだ末、フライ定食をオーダーしました。
アスパラガスのスープ、カニクリームコロッケとエビフライ、、お茶漬けのセットです。
アスパラガスのスープ
最初にアスパラガスのスープが出てきます。
白アスパラのスープでクリーミで濃厚なので、食べ応えがあります。
爽やかな味わいのスープが出てくるのかなと予想していたのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。
アスパラガスの自然な甘みが美味しく、クルトンががアクセントになって食感に変化を与えてくれます。
カニクリームコロッケと海老フライ
続いて、メインのカニクリームコロッケと海老2本が登場です。
海老が立派で嬉しいです!
ぷりぷりとした大きな海老で、一口噛むとジューシーな旨味が溢れ出します。
衣は繊細で軽やか、サクサクした食感が海老の甘みをより引き立てます。
甲殻類マニアなので、2本あっという間に食べてしまいました(笑)
タルタルソースは上品な酸味が特徴で、海老フライト相性抜群です。
カニクリームコロッケは、外はサクサク、蟹クリームは滑らかで豊かなカニの風味が口いっぱいに広がり贅沢な味わいです。
揚げ具合が絶妙で、軽やかな食感が楽しめます。
お茶漬け
みしなは〆のお茶漬けが特徴的で、洋食でお茶漬けというのは京都ならではかもしれません。
揚げ物でお腹がふくれた後でも、さらっと食べられるお茶漬けは嬉しい一品です。
自家製のちりめん山椒にしば漬け、茎わかめの佃煮、蕪、すぐきなどのお漬物と一緒にいただきます。
緑茶でさっぱりいただくお茶漬けは、〆にぴったり。
素材の良さと丁寧な仕事が際立っていて、とても美味しかったです。
洋食の王道でありつつ、ほっこりするお茶漬けが出るなど温かみのあるお料理が魅力です。
◆洋食の店 みしな
公式サイト:なし
住所:京都府京都市東山区桝屋町357
電話:075-551-5561
定休日:水曜日、第1・3木曜日(祝日の場合は翌日)