春の桜と秋の紅葉の名所で、京都駅からも近く便利です。
特にライトアップが素晴らしく、幻想的な美しさで京都屈指の人気を誇ります。
名称 東寺
楽しめる花(★はおすすめ) 【春】★桜【夏】★蓮【秋】★紅葉、銀杏
ベストシーズン 春、秋
公式サイト https://toji.or.jp/

東寺の概要

東寺の概要

764年、平安遷都とともに都の東を守るために建立された国立の寺院です。
真言宗の総本山で、ご本尊は薬師如来。真言宗の根本道場であり、教王護国寺とも呼ばれています(宗教法人としての登録名が教王護国寺)。
嵯峨天皇が、弘法大師空海に東寺の管理を任せたことで、日本で最初の密教寺院となりました。
平成6年(1994年)に世界遺産に登録され、唯一現存する平安京の遺構であり、境内には多数の国宝・重要文化財を有しています。

東寺の概要

東寺の見どころ

春の桜と秋の紅葉の時期にはライトアップとともに、夜の特別公開があります。
夜も金堂と講堂を拝観でき、通常公開されていない五重塔の内部公開もあるので、見どころがたくさんあります。

御影堂(大師堂)

かつて弘法大師空海が住房としていた、西院と呼ばれる境内に建つ住宅風の仏堂で国宝です。
北側の前堂には、弘法大師坐像(国宝)が安置されています。
御影堂では、毎日朝6時から一の膳、二の膳、お茶をお供えする生身供(しょうじんく)が行われ、参拝者もお参りすることができます。
南側の後堂には、空海の念持仏とされる不動明王坐像(国宝)が安置されています。
秘仏で非公開ですが、日本の不動明王像では最古の作例の一つとされています。
東寺を訪れた際には、御影堂からお参りすることが推奨されています。

東寺の概要

五重塔

国宝で木造塔として、高さ54.8mと日本一の高さを誇ります。
弘法大師空海により創建が始まりましたが、空海没後の9世紀に完成しました。
雷雨や不審火で、4回焼失していますが、寛永21年(1644年)徳川家光の寄進により五度目の再建が行われました。
内部は非公開になっていますが、限定的に特別公開されています。

東寺の概要

金堂

東寺の本堂で、国宝です。
堂塔の中で最も早く建設が始められ、弘仁14年(823年)には完成したとされています。
金堂の内部には、あらゆる病から人を守ってくれると言われているご本尊の薬師如来坐像と日光菩薩、月光菩薩の両脇侍像が安置されています。

東寺の概要

ライトアップ

桜と紅葉の季節には、夜間の特別公開でライトアップが行われ、幻想的な光景を求めて多くの観光客が訪れます。
春は約200本の桜が咲き誇り、秋は約250本の紅葉が赤く色づきます。

東寺の概要


池の水面に映り込む様は見事で、息を飲むほどに素晴らしいです。
また、五重塔や歴史的建造物と織りなす美しい光景は圧巻で、一見の価値がある京都屈指のライトアップです。

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蓮池

6月になると蓮が楽しめます。
蓮池は、東側の拝観入口慶賀、慶賀門入ってすぐ左にある宝蔵の周りにあり、華やかなピンクの花の競演はとても美しいです。
南側の五重塔を背景に撮影すると、ベストポジションで撮影できるのでおすすめスポットです。

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