清水寺(きよみずでら)

清水山(音羽山)の中腹に位置し、京都隋一の桜と紅葉の名所として知られる古刹で、清水寺の舞台からの眺めは絶景です。

名称	清水寺
楽しめる花(★はおすすめ)	【春】★桜、石楠花(しゃくなげ)、ミツバツヅシ、射干(しゃが)【夏】★青紅葉【秋】★紅葉、彼岸花【冬】椿、山茶花(さざんか)
ベストシーズン	春、秋
公式サイト	https://www.kiyomizudera.or.jp/

清水寺の概要

清水寺の歴史は古く、778年に音羽の滝の上に観音様を祀り、坂上田村麻呂が本尊の十一面千手観音立像を安置して桓武天皇の勅願寺として建立されました。
西国三十三所第16番札所、世界遺産に登録されています。

特に「清水寺の舞台」からの眺望は素晴らしく、特に春と秋の景色は圧巻でライトアップも見逃せません。
年間を通して多くの参拝客が訪れますが、早朝(6時～8時)は比較的空いているので狙い目です。

清水寺の見どころ

清水寺の舞台

本堂から張り出した清水寺の舞台は高さ約13m、139本のケヤキで支えられており、釘はいっさい使われていません。
2020年に12年に及んだ大改修が終わり新たな姿によみがえり、舞台から見渡す景色は絶景で、京都の街を一望できます。

また、「清水の舞台から飛び降りる」の由来としても有名です。
江戸時代「観音様に命を預けて清水寺の舞台から飛び降りれば命も助かり願いも叶う」という噂が広がり、多くの人が飛び降りましたが、実際に飛び降りた人は、記録によると234人で生存率85% 。
当時は舞台の下に草木が生い茂っており、ふかふかした柔らかい地面だったためと言われています。

桜と紅葉

春は、約1,500本のソメイヨシノと山桜が咲き誇ります。青空に映える桜は本当に美しいです。

秋の燃えるような紅葉は迫力満点です。
人気のライトアップは、幻想的で一見の価値ありです！

清水の舞台から見下ろす錦雲渓の紅葉は絶景です。

音羽の滝

清水寺の名前の由来となった滝で、本堂から階段を降りたところにあり、3つの筧(かけい)から清水を落としています。
古くから「金色水」「延命水」とも呼ばれて、長寿・恋愛成就・学業などにご利益があるパワースポットとして知られており、いつも長い行列ができています。
まず柄杓で水を口に含み、願をかけ、ゆすがずに一気に飲み干することで願いが叶うといわれています。