名称 | 北野天満宮 |
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楽しめる花(★はおすすめ) | 【春】★桜【秋】★紅葉【冬】★梅 |
ベストシーズン | 春、秋 |
公式サイト | https://kitanotenmangu.or.jp/ |
北野天満宮の概要
学問の神様として知られる菅原道真を祀る、全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社です。
道真は幼少期から秀才で、勤勉な人柄も相まって右大臣まで昇進し、国家の政務を統括しました。
しかし、理不尽にも九州の太宰権師に左遷され、2年後に生涯を終えました。
死後、都で不幸が相次ぎ、道真の祟りと噂され、道真は「天神さん」と呼ばれるようになり天満天神として北野天満宮に祀られるようになりました。
道真は学問の神様だけでなく、免罪の神様(死後に冤罪が認められ太政大臣の地位が贈られたことから)、雷神、農耕神としても信仰されています。
北野天満宮は春は梅、秋は紅葉の名所で、紅葉のライトアップは社殿や周りの景観と相まって絶景です。
北野天満宮の見どころ
梅苑
50種約1,500本の梅が植えられ、開花時期には約2万坪の境内に紅白の梅が咲き競います。
早咲きの梅は12月頃から蕾が膨らみ、正月明けから開花し始めて3月頃まで楽しめます。
梅苑は2月上旬公開されます。有料ですが茶菓子が付きます。
紅葉(もみじ苑)
境内西側の「もみじ苑」では約350本のカエデが彩り、紅葉のシーズンには10月下旬から12月上旬までライトアップが行われます。
展望所からの御本殿と紅葉、紙屋川にかかる鶯橋と紅葉の美しさが見どころで、赤や黄色に染まった紅葉が川に映り込む絶景を楽しめます。
広い宛内を散策しながら、光の中で幻想的に浮かび上がる紅葉を堪能できます。
社殿
総面積500坪の社殿は、菅原道真を祀る本殿と拝殿が石畳の廊下で繋がっています。
本殿の西には脇殿、拝殿の両脇には楽の間があり、複雑な構造です。
八棟造、権現造りと呼ばれ、神社建築の歴史を伝える国宝に指定されています
花手水
北野天満宮の花手水は美しく、人気があります。
北野天神縁起絵巻(きたのてんじんえんぎえまき)の有名な一場面を花で再現することもあり、物語がある珍しい花手水です。
厄除割符(やくよけわりふ)
北野天満宮の厄除割符は、「前厄除」「本厄除」「後厄除」「災難厄除・悪縁切り・魔除け」「ボケ封じ・無病息災・足腰健康」の5種類です。
右半分に氏名を記入して割符を割り、氏名を書いた方を奉納し、左半分をお守りとして身につけます。