名称 | 貴船神社 |
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楽しめる花(★はおすすめ) | 【夏】★青紅葉【秋】★紅葉 |
ベストシーズン | 初夏、秋 |
公式サイト | https://kifunejinja.jp/ |
貴船神社の概要
創建の年は不明で、白鳳6年(666年)に社殿の造りかえをした記録が残っており、現在の地に移転したのは天喜3年(1055年)のことです。
祭神の高龗神(たかおかのかみ)は水神で、古来は雨ごいが行われ、現在は醸造業や調理業など水を扱う人々から信仰されています。
地名の貴船(きぶね)ですが、水神であることから社名は「きふね」と濁らずに読みます。
標高の高い貴船山中にあるため、夏には納涼に多くの人が訪れます。
また、秋は紅葉の名所として人気が高い神社です。
紅葉の時期にはライトアップも催され、社殿や参道が光の中に浮かび上がり幻想的な雰囲気です。
近年では縁結びの神としても信仰されており、若い世代の参拝客も多く訪れています。
貴船神社の見どころ
参道
本宮に続く石段の参道で、両脇には赤い春日灯篭が連なり風情ある光景です。
初夏には新緑が眩しく秋には紅葉が美しいため、人気の撮影スポットで夜間には灯篭に灯がともります。
本宮
水神である高龗神( たかおかみのかみ )を祭神とする社で、現在の社殿は平成の御造営事業で建て替えられれました。
本殿前の石垣には、名水として知られる御神水が湧き出ています。
「水占みくじ」は、御神水に浮かべると占いの結果が浮かび上がる人気のおみくじです。
奥宮
もともとは本宮のあった場所で、多くの樹木に囲まれ、神聖な雰囲気が漂います。
本殿の真下には、龍穴(りゅうけつ)という神聖な穴が開いています。
龍穴は大地のエネルギーが吹き上がる場所と言われており、古くからある神社は、こ龍穴の上に建っていることが多いと言われています。
その中でも、奥宮の龍穴は「日本三大龍穴」のひとつです(あとの2つは奈良県の室生龍穴、岡山県の備前龍穴)。
結社(ゆいのやしろ)
本宮の奥に位置する社で、ご祭神の磐長姫命(いわながひめのみこと)は縁結びの神として有名です。
平安時代には歌人の和泉式部が参拝して夫との復縁に成功したともいわれ、「結び文」に願いを書いて「結び処」に結ぶと願いが叶うといわれています。