桜の名所として有名で、魁(さきがけ)という特に開花の早い品種を皮切りに、約1か月に渡って60種近い桜を楽しめます。夜桜も有名で「平野の夜桜」として江戸時代から親しまれています。
名称 | 平野神社 |
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楽しめる花(★はおすすめ) | 【春】★桜【秋】紅葉、★紫式部、彼岸花、酔芙蓉【冬】南天 |
ベストシーズン | 春、秋 |
公式サイト | https://www.hiranojinja.com/ |
平野神社の概要
平野神社は伊勢神宮や上賀茂神社と同様の格式を持つ、794年の平安遷都の際に平城京から遷座された神社です。
源氏や平氏の氏神としても崇拝されましたが、衰退した時期を経て、寛永年間に西洞院時慶によって復興され、現在の社殿が建築されました。
平野神社の見どころ
桜宛
京都の桜の開花を告げるという早咲きの桜、魁(さきかげ)をはじめとして、平野寝覚(ひらのねざめ)、胡蝶(こちょう)、嵐山(あらしやま)、虎の尾(とらのお)、平野妹背(ひらのいもせ)、御衣黄(ぎょいこう)、松月(しょうげつ)、手弱女(たおやめ)、平野突羽根(ひらのつくばね)など、他ではなかなかお目にかかれない様々な桜が咲き誇ります。
桜の時期にはライトアップも実施され、風流で幻想的な光景を楽しむことができます。
本殿
本殿は江戸時代前期の建築で重要文化財に指定されています。
独特な構造である「平野造り」が特徴で、4殿2棟あり今木神(いまきのかみ)など4柱の祭神を祀っています。
檜皮葺の屋根が趣きある雰囲気を作り出しています。
紫式部
9月~10月にかけては苑内に、紫式部の実が美しく色づき、10月には紫式部祭が開催されます。
源氏物語の紫式部とは関係のない行事で、紫式部の小枝を持って踊る舞楽と献茶式が行われます。
また、同じ時期に酔芙蓉も美しく咲くのでおすすめです。
すえひろがね
平野神社のご神木である樹齢400年以上のクスノキの下にある大きな岩で、餅鉄(べいてつ)と呼ばれる鉄分を多量に含んだ鉱石です。
古来、神が宿ると信仰されてきましたが、現在もパワースポットとして知られています。
社務所で入手できるパワーストーンお守りを身に着けると、すえひろがねのパワーを吸収できると言われています。