佛光寺(ぶっこうじ)は下京区、四条烏丸からほど近いところにある真宗佛光寺派(しんしゅうぶっこうじは)の本山寺院です。
もともとは興隆正法寺という寺号のお寺でしたが、後醍醐天皇より「阿弥陀佛光寺」の勅額を頂き、佛光寺と寺号を変えました。
なお、堀川七条にある興正寺は、一度は佛光寺の十四世をついだ経豪(きょうごう・蓮教(れんきょう))が、わかれて開いたお寺であり、その意味で両寺のルーツは同じということになります。
佛光寺のアルバム
御影堂。
親鸞上人像が安置されています。
幅26.5メートル、奥行き33.1メートルという大変、立派なお堂です。
写真では暗くなっていてわかりにくいですがOLさんがお堂の前でお弁当を食べていました。
近隣の人に大変、親しまれているお寺なんだなと感じました。
御影堂を別角度から。
この角度から見ると御影堂の大きさがよくわかりますね。
大きくも美しい屋根。
装飾も手がこんでいる感じがします。
阿弥陀堂。
阿弥陀如来立像や聖徳太子像が安置されています。
こちらは幅15.6メートル、奥行き21.25メートル。
やはり、かなり規模の大きいお堂です。
こちらは前でおじさんが座り込んで休憩していますね。
立派だけれど、気取らない。
佛光寺はそういうお寺なのかもしれません。
境内にはかなり巨大イチョウの木があります。
高さ13.5メートル、幹回り4.56メートルもあるんだとか。
となりの手水所と比較しても、いかに大きいかがわかりますね。
勅使門。
歴史を感じる重厚な門ですが、しっかりと閉ざされていました。
普段は使用しないようです。
玄関門。
おそらく普段使いの門です。
中には工事関係者の車両が何台か止まっていました。
ちなみに阿弥陀堂門の写真を撮り忘れてしまいました。
次回は必ず。
境内東側の通りからのぞむ佛光寺境内。
築地塀が仏光寺通りから高辻通りまで延々と続いています。
築地塀は五本線。
後醍醐天皇とのご縁で勅願寺に準ずるような寺格になっているのでしょうか。
四条烏丸から数百メートルのところで、この敷地の広さ。
資産価値はいかほどのものなのか電卓を叩いてみたくなります。
すいません、職業病で下世話な話を致しました。(笑)
佛光寺の基本情報
佛光寺の基本情報は以下の通りです。
佛光寺 | |
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山号 | 渋谷山(じゅうこくさん) |
宗派 | 浄土真宗 |
創建 | 1212年 |
開基・開山 | 親鸞 |
所在地 | 京都府京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397番地 |
電話番号 | 075-341-3321 |
アクセス | ①京都駅より地下鉄烏丸線乗車、四条駅下車。 乗車時間4分、徒歩6分。 ②京都駅前より市バス5、26、101系統乗車、四条烏丸下車。 乗車時間11分、徒歩7分。 |
拝観時間 | 団体参拝については9時~16時 要事前予約 |
拝観料金 | 不明 |
ご本尊 | 阿弥陀如来 |
寺宝 | 重要文化財; 聖徳太子立像、絵系図 |
佛光寺の所在地図
赤色のマークが佛光寺の所在地となります。
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